今年の9/10~13の4日間、東京ビックサイトで開催された、国際物流総合展 に行ってきました。
昨年、大盛況だったと聞いていたので、今回行ってみました。
東京ビックサイトは1ホール自体が結構な広さ(だいたい面積8,670㎡)です。実は昨年からちょいちょい展示会にはいっています。でも1分野あたり2,3ホールの規模でした。そこを8ホール分をフルに使っていたのでかなりの規模だと思いました。
※東京ゲームショウやモビリティショーはもっと大きい規模と思いますが未体験ですので。。
ドライバーさんの時間外労働の上限改定により担い手が減少していくことで物流が滞る、であろう2024年問題が騒がれていましたが、そこもどう解決するのか注目していました。
実際に各展示ブースを見ると大きく3つに大別されるような印象でした。(個人の見解)
・オートメーション化(自動化)
・物流センター
・作業の効率・軽減
1.オートメーション化(自動化)
これはかなり以前からかもしれませんが、AI導入も相まって、ほとんどのブースで展示していました。
主に倉庫内での仕分け・仕分けた荷物の棚保管・倉庫間の移動・荷物出荷前のまとめラッピングetc
仕分けはRFID、QRコードを読み取り、荷物の大きさにより棚を選別し、倉庫内で荷物群を載せるパレットを移動させるフォークリフト、トラックから倉庫まで荷物を運ぶ車(ゴルフカートを改造)
棚に仕分けするロボットなど。倉庫内の自動化したフォークリフトをデモンストレーションする企業ブースが多く目につきましたね。
2.物流センター
最近、高速道路のIC(インターチェンジ)の入り口近くに、物流倉庫が乱立していますよね。
これみんな大手不動産会社だったりが建てた倉庫で、この紹介をしていました。
(企業ブース説明では、オレンジジュースもらったり)
ラストワンマイル(物流の最終拠点から顧客までの距離?)をどう効率化するか、なんて事も騒いだ
時期がありました。それこそドローン物流をと話題になっていました。
今回は、ペイロードや墜落リスクなどまだハードルが高くて進んでいないように見えました。
将来は物流倉庫間は輸送トラックの完全無人自動運転で、倉庫から顧客宅までも自動運転トラック、ドローンの輸送になるかと思いますが、まだ難しそうですね。(ドローンサービス自体1,2か所の展示でした)
3.作業の効率・軽減
他に目についたのは自動化までいかないけれど、重い荷物の仕分けを助ける装置だったり。
配送ルート管理やドライバーの体調管理、派遣事業やペーパーレス化、作業グローブ etc
蛇足ですが、販促ノベルティも多かったと思います。
ボールペン、メジャー、カッター、お菓子、扇子、ハンドタオル、プルバックミニカー etc
個人的には、資料を入れた手提げバックが手軽でうれしかったですけどね。
一通り会場を歩き回ってこの日の歩数は17,700歩。来場者も多く4日間の開催で延べ8万人超えです。
こういう企業向けの展示会はほとんどが撮影禁止で、今回も写真はありません。。
ともあれ、物流業界の”今 ”を見れたことは大変勉強になりました。
運送会社さんにしたら、ドライバー不足、燃料費、物価高騰など大変な状況かもしれません。
この展示会の盛況さを見ていると物流業界の先は明るいようにも見えてしまいますが、
自動化、効率化でうまいこと波に乗れたら、の話ですものね。。
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